広島アートプロジェクトは、2011年より新しいプロジェクトに挑戦していきま す。活動の舞台を広島市内から広く瀬戸内地方に眼を向け、他市での文化調査や連携を強化していきます。そして、「半農半芸+ちょっと漁」というテーマのもと、農業(漁業)と芸術の恊働による新たな現代アートの社会的役割を、日本の里山里海を支える離島との地域連携によって探求していきます。

2011/07/26

百島について

みなさんこんにちは。
百島へのアクセス方法に引き続き、今回は百島の紹介をしたいと思います。






















地図上の右下が百島


















福田地区の風景


かつては塩田づくりや造船業でも栄え、ピーク時の人口は3,000人を超えるほどの活気ある島でしたが、現在は約600人にまで減少。

島内の高齢化率は63.8%に上り、空き家率も50%を超えるなど、過疎高齢化問題とそれに伴う耕作放棄地などの課題を抱えています。














あちこちに見られる耕作放棄地
奥手に百島中学校跡も見える



一方では、そんな百島を元気にしようと、2011年4月から約5年ぶりに島の診療所を復活させた次田医師や、島の新しい特産として、新鮮ないちごを尾道市近郊を中心に出荷している「瀬戸の島いちごグループ」など、島外からも注目を集める活動をされている方々もいらっしゃいます。













中まで真っ赤ないちごは12月〜5月が旬


また、島内には美しい景観が多く、映画やドラマのロケ地として使用された場所がいくつもあります。













里山、里海の自然が残る













夏場はクロアゲハ、アオスジアゲハなどの
昆虫も多く見られる














海老呑から加島を望む


特に、白砂の浜辺が続く島の西側は夕日の絶景ポイントでもあり、子どもから大人まで楽しめるおすすめのスポットです。

まだ百島と出会って日の浅い私たちですが、プロジェクトを通して島の魅力をみなさんにもお伝えできるよう、情報発信していきたいと思います。

みなさんもこの夏は、夏休みの思い出づくりにぴったりの百島にぜひ遊びに来て下さい!



(T.M)

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