広島アートプロジェクトは、2011年より新しいプロジェクトに挑戦していきま す。活動の舞台を広島市内から広く瀬戸内地方に眼を向け、他市での文化調査や連携を強化していきます。そして、「半農半芸+ちょっと漁」というテーマのもと、農業(漁業)と芸術の恊働による新たな現代アートの社会的役割を、日本の里山里海を支える離島との地域連携によって探求していきます。

2011/07/10

綿花の種まき&綿花畑の2日目

百島滞在2日目です!

今日は朝から、綿花の種まきをしました。
昨日の苗植え作業と違い、今日はポットに種をまきます。

ポットにまくその前に!大切な下準備がありますよ!

綿花の種は、表面が綿で覆われています。水分をよ〜く吸わせるために、あらかじめ、まく前日に一晩くらい水に浸けておきます。
一晩水に浸けた種に、さらに石灰をまぶします。
まぶした種はこんな感じ。




んー、なんだかよくわからない謎の物体に・・・






お次は土の準備。
綿花はアルカリ性の土でないと発芽しないので、土にも石灰をまぶします。




適量の石灰を入れ、ザックザックと軽快にかき混ぜます!








適度に混ざったら、ポットの中に土を入れて、準備完了!
いよいよ種まきです!







ポットの真ん中に、1.5cmくらいの深さの穴を開けて、種を3つ入れます。








このポットの綿花達は、一旦持ち帰り、大学で育てます。






さてさて、昨日植えた綿花たちはどうなっているでしょうか・・・




早朝に水やりに行ったのですが、昼前にはカラカラに・・・
午前だというのに、30度を越える真夏のような暑さ。綿花たちは大丈夫なのでしょうか・・・。


と、そこへ、綿花の心配をしてくださった地元の方と、百島農園の藤田さんとスタッフの方々が、ご親切に日よけの寒冷紗の設置をお手伝いしてくださいました!
ありがたいことです!
やはり綿花たちにとって、人間同様、この日差しは強すぎるようです。
あつ〜い日差しから守るために、皆さんと私たちで、恭しく寒冷紗を設置します。

また、土から水分が蒸発しにくくするために、もみがらを土に被せると良いそうです!
根本あたりにそっと被せて・・・





これで一安心!
初めて苗植えをするので、知らない事ばかりの私たちに様々なアドバイスをしてくださった地元の方々に感謝の念を抱かずにはいられません。本当にありがとうございます!



寒冷紗ともみがらに抱かれ、綿花も心なしか嬉しそうでした。



(S.A)

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