広島アートプロジェクトは、2011年より新しいプロジェクトに挑戦していきま す。活動の舞台を広島市内から広く瀬戸内地方に眼を向け、他市での文化調査や連携を強化していきます。そして、「半農半芸+ちょっと漁」というテーマのもと、農業(漁業)と芸術の恊働による新たな現代アートの社会的役割を、日本の里山里海を支える離島との地域連携によって探求していきます。

2012/11/10

11月3日 プレオープンと作品鑑賞ツアー

前回の投稿からかなり時間がたってしましました、、



アートベース百島は11月4日に無事オープンを迎え、現在は開館記念展を絶賛開催中です!
開催期間は11月24日までとなっておりますので、ぜひお越し下さい!(火曜は休館日となっております。)


まず、11月3日のプレビューの様子をご紹介します!

↑挨拶をするプロデューサー柳幸典





3日のプレビューには、島内の方を含め約150人ほどの来場者をお迎えし、作品解説ツアーも行いました。

↑自身の作品「ワンダリングミッキー」の前で作品を解説する柳

解説ツアーには多くの方に参加頂きました。
目の前で動く作品の迫力に、鑑賞者のどよめきがおこります。



開館記念特別展のもう一方の目玉作品、原口典之の「オイルプール」に鑑賞者は惹き付けられながらも、オイルの異臭に顔を歪ませます。

↑作品の解説を行うアーティスト槙原泰介さん

制作した作家自らが作品について説明を行い、ツアーを盛り上げます。


アートベース館内の鑑賞後には屋外の作品も一緒に見て回りました。
天気もよく、ツアー日和です!

↑作品解説を行うアーティストユニットもうひとりさん 

作家自らが作品解説をすることで、より作品の理解が深まります。
空き家を使用したインスタレーション作品を制作した、もうひとりさんは、
島に増え続ける空き家が自然に取り込まれ崩れていく様子を、露呈させ強調することで、過去と現在の時間をつなぐ作品を制作しました。

かつては診療所だった会場で、島の方がかつてのその病院の様子を話す姿がとても印象的でした。

↑作品解説を行うアーティスト水口鉄人さん

港からアートベースまでの防波堤の壁で作品を制作した、水口鉄人さんの作品は1ヶ月かけて制作されました。
汚れを落とすという手法で描かれた作品は、まるで水墨画のようで、多くの鑑賞者に感動を与えていました。


プレビューにも関わらず多くの方に来て頂き、特に島に住む方々に作品を見て頂け、驚きや感動を少しでも与えられた事は、スタッフ一同本当にうれしいことでした。
多くの方にご協力をして頂けた事で、この日を迎えることが出来たと強く思っています。

作品を見ながら、いろんな感想や意見を頂く事ができました。
本当にありがとうございました!!

引き続き、4日のオープニング本番についてもご紹介いたします!



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